日本三大小貝の名所の一つ石川県能登半島の増穂浦海岸(ますほがうらかいがん)に行ってきました。残りの二つは私の地元神奈川県の由比ヶ浜(ゆいがはま)、和歌山県の和歌浦(わかうら)です。神奈川県在住の私はもちろん何度も由比ヶ浜には行ったことがありますが、神奈川県中央に住んでいるため早朝に由比ヶ浜に着くことが難しいんです。由比ヶ浜は湘南と呼ばれる地域にあり、地元のビーチコーマー、犬の散歩をする人、朝の散歩する人が多くビーチコーミング激戦区なんです。
桜貝のシーズン(11月から3月)とは少し時期が遅れましたが、増穂浦には4月に訪れました。
石川県羽咋郡志賀町『増穂浦海岸』
JR金沢駅前から北陸鉄道バスで約2時間『富来(とぎ)バスターミナル』で降車、2泊お世話になった『シーサイドヴィラ渤海(ぼっかい)』さんのすぐ目の前が増穂浦の海岸です。
ホテルは高台にあるので、逸る気持ちを抑え階段を降りると・・・海藻だらけの浜ですが貝殻のラインもあります。
ここは白い二枚貝が多く、ピンクのベニガイも目立ちます、この時期サクラガイは少な目。割れているベニガイが多く打ちあがったばかりの割れていないのを探しながら歩きます。
地元の方が貝を拾いながら歩いていたので、聞いてみるとこの時期はもう薄い色の貝しかないっておっしゃってました。冬はもっと濃いピンクのサクラガイが拾えるそう。
4月の中旬でしたが良い天気に恵まれ日焼けに気を付けながらせっせと拾います。
そろそろ暑くなってくるので、ビーチコーミングのシーズンも終わりかなぁ・・・。
カエル浮きが落ちていると気になって写真を撮ってしまいますが、直径30CMはありそうな大きさ。持って帰れる位の手ごろな大きさの落ちてないかな・・・。
こんな感じの貝殻を拾ってきました。他にも地味な白い貝(名前がわからない)も沢山ありましたが、自分の好みの貝しか拾わないのでどこに行っても同じ感じになってしまうかも・・・。
三十六歌仙貝コレクションにチャレンジ!
増穂浦海岸では、その昔歌に歌われた36種類の貝殻を集めた数によって景品が貰えるイベントが開催されています。まずは収集箱(結構大きい!)を貰って海へGO!
- 増穂浦海岸近くの三施設(シーサイドヴィラ渤海、能登リゾートエリア増穂浦、道の駅とぎ海街道)で収集箱を貰いましょう。(収集箱は無料で配布しております。)
- 増穂浦海岸で三十六歌仙貝を拾いましょう。
- 集め終わったら収集箱を貰った施設で種類数を確認してもらいましょう。種類数に応じて景品がもらえます。
- 一度で集められなかった場合、収集箱配布施設からチェックリスト(関連ファイル参照)を受け取ってください。次回参加される際に続きから開始できます。
時期にもよるかもしれませんが、見つけたのは20種類程度。まだまだコンプリートは遠いです。(ほら貝とか拾える気がしません・・・)景品は宿泊していたシーサイドヴィラ渤海さんで可愛い貝殻セットをいただきました。
36種類は、呼び名が昔の歌の名前なので今現在の名前を知っていると混乱するかも? 箱の写真と見合わせながら探します。
雀貝(すずめがい) 千鳥貝(ちどりがい) 忘貝(わすれがい) すだれ貝 あこや貝 いたや貝 千代の花貝 梅の花貝 かたし貝 あわび貝 ますほ貝 さくら貝 みなし貝 うつせ貝 白貝 紫貝 しお貝 あさり貝 波間柏貝 なでしこ貝 かたつ貝 ものあら貝 まくら貝 きぬた貝 みぞ貝 あし貝 色貝 錦貝 しじみ貝 蛤貝 都貝 ほら貝 ちぐさ貝 小貝 さたべ貝 うらうづ貝
世界一長いベンチ
増穂浦とセットで訪れたい映えスポットもあります。シーサイドヴィラ渤海、道の駅とぎ海街道の裏の高台にある『世界一長いベンチ』、日本海に沈む夕日を見るのに最適。
夕日の時間はちょうどホテルの夕食タイムだったので夕日前に撤収。
アクセス
車の場合は、道の駅とぎ海街道の駐車場を利用して、増穂浦海岸、世界一長いベンチに行くことが出来ます。すぐそばにファミリーマートもあります。
公共交通機関を利用する場合は、金沢駅西口7番乗り場から富来急行線(バス)で富来バスターミナルまで約2時間で行くことが出来ます。本数が少ないので事前に行き帰りのバスを要チェック。
石川県羽咋郡志賀町富来の『道の駅 とぎ海街道』(電話0767-42-0975)