新潟・富山2ヶ所のヒスイ海岸でビーチコーミング 翡翠を見つけることは出来るのか!?

コロナ渦の中、密にならない外遊びが人気となってますが、9月の連休中、大自然の中綺麗な空気を胸いっぱい吸いたいとキャンプ場に行ったら、大混雑でトイレ待ち行列1時間なんてことになっていました。

私はその連休中、新潟、富山へ2泊3日の石拾いの旅に出かけていました。海で泳いだりするよりも、貝や石、陶器、シーグラスなどを拾うほうが好きなので、いつかヒスイ海岸に行ってみたいと思ってました。今回は連休中でもgoto適用でお安く行くことが出来ました。

事前にネットで調べてみると、ヒスイが拾える海岸は一番有名な新潟糸魚川の海岸だけではなく、いくつか周辺の海岸でも拾えるようです。その中でも、今回はレンタカーを利用しないので、公共交通機関と徒歩のみでアクセスしやすい海岸を選びました。

富山・越中宮崎・境海岸

富山駅からあいの風とやま鉄道で1時間前後(途中乗継駅での接続次第)、富山県と新潟県の県境にある越中宮崎駅下車すぐ目の前の海岸なのでアクセス抜群です。

本数が少ないので、帰りの電車を決めておかないと1時間待つことになるので要注意。

あいの風とやま鉄道時刻表

駅前にはヒスイテラスがあり、私が行った9月の連休にはキッズ用のライフジャケットの貸し出し、拾ったヒスイの簡単な鑑定を行っていました。トイレ、シャワー、レンタルサイクルなどもあるのでここで自転車を借りてタラ汁街道まで行くのも良いかも。

ヒスイテラスの裏が海岸です。この日は連休の日曜日、ビーチコーミング日和波もそれほど高くなく子供たちの集団がお弁当を食べていたりと海岸は賑わっていました。

22度、暑くもなく寒くもなく風も強くないので快適です。海岸は見渡す限り石、石、石。石好きにはたまらない海岸です。たとえヒスイを拾えなくても綺麗な石を拾えるだけでもワクワクします。

越中宮崎・境海岸の雰囲気が伝わるよう、さくっと見て頂ける17秒の短い動画です。この日は波は高くありませんでしたが波打ち際を歩いていて何度も波を被りました。大潮の干潮に合わせて来たかったのですが、この日は中潮。干潮が10時56分(宮崎)、満潮が16:43。訪れたのは12時前後とベストな時間ではありません。

ヒスイの特徴は、角ばった石、触るとつるつるすべすべ、ヒスイというと緑色と思いがちですが、白い石を探せ!らしいのですが、乾いているとどれも普通の石にしか見えません。この中から探すのは至難の業!

波打ち際の濡れている石はどれもキレイで白っぽい石はどれもヒスイに見えます(笑)。キレイだなと思った石をかたっぱしから拾っていきます。自作のヒスイ棒を使ってみましたが、強度不足でうまく拾うことが出来ませんでした。

この日は富山宿泊なのでまた富山に戻ります。1日目、早くも石で荷物が重い。

新潟・糸魚川ヒスイ海岸(押上海岸)

2日目は富山から新幹線で約25分糸魚川駅まで移動します。

ヒスイ海岸と呼ばれている海岸は幾つかありますが、元祖ヒスイ海岸は糸魚川にあります。この看板が有名ですよね。

糸魚川駅北口から糸魚川バス市街地巡回線糸魚川駅日本海口(北口)行きに乗車、約5分後「押上一丁目」で降り海岸方面に徒歩約5分。バスは1時間に1本程なので要注意。海岸前にはセブンイレブンがあります。

この海岸も石、石、石、この日は中潮、干潮は午前11時45分、満潮が17時40分。滞在したのは10時50分~13時50分と昨日と比べて良い条件。

石は大小入り混じっていてどの石もやっぱり濡れていると綺麗です。

しかし、白っぽくて角があって、と探すが丸い角の取れた石ばかりでなかなか見つかりません。今日も長くつの中はビショビショになりながら拾います。

座って掘っている人もちらほら。下を向いて歩くよりはるかに楽そうです。次回は携帯用のイスでも持ってこようかしら。

バスの時間が迫ってきたので帰ります。今日は糸魚川駅から一駅先の姫川駅近くのホテルに宿泊します。

姫川 ホテル國富アネックス宿泊

糸魚川で宿泊したホテル國富アネックスさんの売店にあった姫川薬石。本当に同じ石なのー?と思うくらい野性味溢れる姿です。元はこれが海に流れて長年波にもまれて丸くなっていったと思うとロマンを感じますね。一体どれだけの月日がかかるんだろう。

ホテルすぐ裏には姫川があるので、姫川にも行ってみました。

ちょうど日が沈む時間、ほんの10分見た程度でしたが、これといって綺麗な石は見つかりませんでした。川の石はどれも角があるので海よりも判断が付きません(笑)。波がないので落ち着いて拾えそうだけど、もう少し上流でないとないかな?

2日間で拾った石たち

どれがヒスイかわからないまま拾い続け、海岸を去る前に気になった石を記念撮影。

上は濡らして撮ったので綺麗な色が出ていますが、乾いていると下のように白っぽいです。ヒスイもどきはヒスイっぽい特徴のある石を選んでみましたが正直良く分かりません。(この後、比重でヒスイかどうか調べることが出来ると知り幾つか気になる石を測りましたが、見事撃沈。どれも2.8とか・・・)

水を張って濡らして撮影してみました。海で拾う姫川薬石は楕円形でころんとしてます。(画像は実際の色に近い感じに調整してあります。)

瑪瑙(メノウ)を拾うのはもしかして初めてかもしれません。何とも言えない味わいのある色です。どちらの海岸も思っていたよりメノウは落ちていなかった印象です。

そして、綺麗な緑色のキツネ石と多分ネフライト。拾ったキツネ石は濡れていると本当に綺麗なんですが、乾くと白っぽくなって粉をふいたような何とも言えない残念な姿になります。

どうやらヒスイは一つも拾えてなかった模様。わたし的には綺麗な石を拾えて、楽しかったので◎ですが、旦那的にはどうしてもヒスイが欲しいそう。拾えないと思うと欲しくなる。任天堂スイッチが手に入りにくいと知ると、今まで興味なかったのに急に欲しくなるといった良くある現象でしょうか(笑)。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!

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