桜貝の聖地ってどこだかご存知ですか? 神奈川では鎌倉の由比ガ浜、材木座と言われています。実は神奈川に住んでいながら、湘南方面へのビーチコーミングは避けていました。湘南はビーチコーミングが盛んなので、早朝から地元の方に拾われてしまうので後からのこのこ行っても何にも拾えないことがあるからです。
片瀬江ノ島海岸到着
ふと思い立って10月末に行ってきました。以前タイミングが悪くて何も拾えなかった由比ガ浜ではなく藤沢の「片瀬江ノ島海岸」です。
過去のGoogleフォトを調べたら2年半振りの江の島でした。到着したのは午前10時半過ぎ、「若潮」の干潮から潮が満ち始めた時間からのスタートです。タイドグラフを見ると早朝からのスタートが明らかに良さそうでしたね。
砂浜清掃車が!
10時半ではやはり遅かったようで、既に砂浜のゴミ清掃車が往復していました。おかげで砂浜は綺麗に保たれてますが、ビーチコーミングするには清掃前の早朝がベストでしょう。
定期的にボランティアの清掃も行われているようで、この日もゴミを拾っているグループがおり、危険なガラス片や吸い殻、漂流物などを拾っているようでした。
桜貝があった!
それでも、せっかく来たのですがら波打ち際で桜貝を探します。まだ清掃されていない貝だまりに沿って歩いてみると、桜貝がちらほら見えます。
小貝だまりを見るのも楽しいですが、今日は桜貝メインで探します。100均のザルに入れて拾うとそのまま洗うことも出来るので重宝してます。
江の島大橋の西と東のちょうど交差するあたりには、清掃車が入っていないので大きめの貝が落ちているエリアのようです。テングニシはここで拾いました。
腰越海岸まで歩いているうちに天気が良くなってきました。3時間も歩いていたようで既に13時半。この後最後の貝だまりラインも清掃されてしまい、今日のビーチコーミングは終了です。
江の島方面を見ると日が暮れかけていますが、貝を軽く洗って14時過ぎ。ビーチコーミング欲も収まったので、江の島をぐるっとしてから帰ります。もしかしたらこの日はライバルが少なかったのかもしれません。
せっかくなので江の島観光
江の島大橋の途中にある「べんてん丸」の乗り場から、岩屋洞窟まで乗ります。片道400円のクルーズです。江の島はアップダウンが激しいので楽々ショートカットだーと思っての選択でしたが・・・。
15人位乗船し、岩屋洞窟に向けて出港。風が気持ち良いけど、隣の男二人組が立ち上がってビデオ撮影しているのが気になる。YouTuberでしょうか、落ちても知らないよー。
稚児ヶ淵のすぐそばに着きますが、ここから急な階段があることに気付きました。歩き回ってクタクタなのにやってしまったという敗北感でいっぱいです。決してショートカットではありませんでした(笑)。
Googleマップの3D機能で改めて見てみたら、江の島ってこんな高低差があったんですね。ここまで来てしまったら、真ん中に見える江の島展望台の横を通って江の島参道を見ながら戻るコースしかありません。
運動不足の私には階段はかなりハードでした、階段の写真が一枚もないことがその証拠です(笑)。どうやらべんてん丸は行きではなく帰りに乗った方が良かったかもしれませんね。翌日筋肉痛だったので、次回は行きは江の島エスカー、帰りはべんてん丸にしよう。
江の島の収穫を並べてみました
帰宅して綺麗に砂を落として、洗浄、軽く漂白、しばらく水につけて潮抜きしてから写真撮影。ヒトデの可愛い箸置きは。沖縄のアーティストさんの作品が所狭しと置かれている可愛い那覇の雑貨屋「たんたん」さんに寄らせていただく度に購入しているものです。
木の器に入れてみました。左の大きな貝がテングニシ、黄、ピンク、赤、白の綺麗な貝はナミマガシワ(波間柏)、フジツボ、黒いイタヤガイ、白のキンチャクガイと渦巻いているかたつむりのような貝は何だろう? 磨かれて綺麗だったので拾いましたがツメタガイでしょうか。イタヤガイは本当はもっと真っ黒だったのですがテングニシと一緒に漂白していたら色が落ちてしまいました(泣)。
桜貝を種類ごとに分けてみましたが、ほとんどがカバザクラです。個人的には純粋な桜貝よりもカバザクラの薄く儚い色が好みです。数は数えていませんが、合弁のものが多く千葉の産地よりも良い状態のものが多く拾えました。
またビーチコーミング欲が高まったら、ふらっと江ノ電沿線沿いに行くかもしれません。桜貝の拾える季節は、何だかソワソワします(笑)。
千葉で桜貝を拾える海岸
片瀬東浜海水浴場のアクセス
- 小田急江ノ島線片瀬江ノ島駅から徒歩5分
- 江ノ電江ノ島駅から徒歩7分
- 湘南モノレール湘南江の島駅から徒歩8分