西伊豆の石の聖地「大浜海水浴場」に行ってきました~メノウとウランガラスも!

伊豆半島の石の聖地と言えば、東が菖蒲沢、西が大浜(仁科)が有名なようです。10年近く前に菖蒲沢に行ったことがあるのですが、当時はiPhoneを持っていなかったようで写真が残っていません。その時拾った水晶は外の水道のところで洗ったまま放置していたら、いつの間にか家族が庭に撒いたようです( ノД`)シクシク…

西伊豆 大浜海水浴場

Googleマップで「仁科海岸」を検索すると出てくる海岸のうちの一つ「大浜海水浴場」。書籍に載ってる「仁科海岸」はどこのことだろうか。Googleマップの航空写真で確認すると「大浜海水浴場」が規模も大きく駐車スペースもあり行きやすそうなので決定しました。

到着~さあ拾うぞ!

無料の広い駐車場に車を止めて、浜に降りようとすると・・・ドーンと門扉が! (津波防災対策のための門扉なので、絶対に開けっ放しにはしないように!)

この門扉めちゃくちゃ開きにくく錆びているわ、硬いわで乗り越えたくなります。ちなみに11号はがっちがちでした。

砂浜に降りてみます。うん、茶色い砂浜ですね。

えっ、砂!? 石は? 石はどこ!? って貝も全くない!

恐る恐る振り返ってみると・・・・おっ、何やら石の山が・・・!?

川方向に歩くと石の山があり、ほっとして石探しを始めます。

何かの骨と瑪瑙、赤玉のジャスパーも見えます。ここの海岸の瑪瑙は白くて目立つので拾いやすい。瑪瑙か玉髄か悩ましいけど、若干縞模様も見られるので瑪瑙とします。ここメノウ海岸って言われてますしね。

波打ち際から濡れた石の中から探す、のが理想ですが、この浜ではごく一部しか波打ち際になかった。タイミングとしては干潮の時間帯だったけど満潮だと石の山に届くのかな・・・?でも満潮だと浜が狭くなりそうだしね。

川側に行くと石だけではなく流木があったりして、なかなか見ごたえがあります。最初砂浜を見た時にはどうなることかと思いましたが、沢山の石の中から気に入った石を探すのは至福の時ですね。なんて安上がりな趣味なんだろうと思いますが、交通費がかかるので実はあまりお安くない趣味です(苦笑)。(石のために北海道、新潟、島根、茨城、貝のために沖縄、和歌山、千葉と行きたいところが沢山)

帰宅後の撮影

美味しそうな瑪瑙をスイーツの缶に入れてみたところ、ハッカキャンディみたい?

地元のリサイクルショップで手に入れたアクセサリーケース450円が役立ちました。瑪瑙、シーグラス、そのほかいい感じの石を並べてみました。普段は100均で買った瓶に産地ごとに入れてますが、木箱に入れると一気に標本っぽくなりますね。

後から気づいたんですが、右端にある黄色のシーグラス、ブラックライトを当てると蛍光するんです。他のガラスは角がとれて丸くなっているけど、この黄色いガラスは角張っています。拾った時は裏に溶けた黒い物質(ガラス?)が付着していたので持ち帰るのを一瞬躊躇した物。

通常時

ブラックライトで照らしてみると、「ウランガラス」と思って良いのでしょうか? 写真では上手く伝わりにくいですが蛍光緑色に光っています。(ブルーのシーグラスも青く光ってますが、これはブラックライトの青色の可視光が反射しているため?)

ブラックライトで照らしてみると・・・

「ウランガラス」についてWikipediaから簡単に抜粋してみました。

  • ウランは核燃料として利用されている。
  • 1830年代黄色や緑色のガラスの着色剤としてウランを混ぜたのが始まり。
  • 1940年代までヨーロッパ、アメリカでコップ、花瓶、アクセサリーなど大量に生産。
  • 日本での製造は大正から昭和の初めにかけて、緑色のものが多い。
  • 紫外線(ブラックライト)で照らすと黄緑色に光る。
  • 英語では「vaseline glass」と呼ばれている。
  • 岡山にある「妖精の森ガラス美術館」はウランガラス専門。世界のウランガラスが展示されているまさにウランガラスの聖地。
  • ウランガラスの人体への影響は、体内に蓄積されているカリウムから放出されている放射能量と同じ位という僅かな影響と言われてます。

アクセス

GoToで南伊豆に2日間宿泊している時に行ったので、行きは南伊豆→136号線→大浜海岸。この行きの136号が道幅が狭く、カーブの連続! 前方が見通せない道路は運転する人はもちろん、助手席の私も冷や冷や。車酔いしやすい人は要注意の道です。

帰りは同じ道は絶対に通りたくなかったので、大浜海岸→15号→下田経由→南伊豆。15号は行きの136号とは何だったんだろうという位快適な道。海沿いのほうが気分が良いだろう景色も、と思うかもしれませんが15号を強くおススメします!

駐車場

海水浴場の目の前が無料駐車場です。海水浴シーズンでない限り満車にはなりそうもない位広いので駐車場の心配はほぼなし。駐車場にはトイレもあるので長期戦もOK。

西伊豆町役場 大浜公衆浴場なぎさの湯

駐車場の目の前にある「なぎさの湯」。この日は南伊豆に宿泊していたのでホテルへ戻りましたが、冬のビーチコーミング帰りに是非寄ってみたい。

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!

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