マレーシアのも首都クアラルンプールに素敵なハマムがあると聞いて、早速行ってきました。何とこのハマム、ショッピングモールの中にあるのですが見事にモロッコの高級ハマムを再現しています。
HPで予約
公式サイトから予約が出来ます。このモロッコを感じさせてくれる色、可愛いイラストにテンション上がります。
予約はCONTACTから36時間前に送ると、24時間前までにメールかSMSで連絡をくれます。注意書きを読んでどうしようかと思ったけど、前日でしたがダメ元で希望を送ってみました。お昼に送りましたが、1時間後にはすぐに返事がありOKとのこと。諦めないで良かった!
SPAメニュー
Hammam and Gommage(ハマムとあかすり)45分—RM168(約4,285円)
Aromatic Massage(アロママッサージ)45分—RM122(約3,112円)
My favourite Concubine(マイフェイバリットコンキュバイン)2時間—RM338(約8,622円)
Royal Couple Hammam(ロイヤルカップルハマム)2時間20分—RM730(約18,622円)
主なメニューを上げてみましたが、フット、フェイス、スリミングなどもあるのでHAMMAM SPAパッケージをチェックしてみてください。
価格は高級スパと町のスパの中間位でしょうか。悩みに悩んで「マイフェイバリットコンキュバイン」を選びました。ハマムとあかすり、トリートメント、アロママッサージで2時間、一番人気のパッケージだそうです。
Hammam SPA Publika店
パブリカ店は巨大なショッピングモール内にあるので、お店の場所を見つけるのに時間が掛かるだろうと思い、まずはモール内にあるマップを確認しL4を目指すと・・・ありました!
まるでマラケシュのリヤドのようです。行ったことないけど笑。
まずは、メニューの確認と料金を前払いします。カードも使えます。19時から2時間のメニュー、終わるのは21時。フェイシャルを追加して22時には終わるかな?
中に案内されると、写真撮っていいよーと言われてぱしゃぱしゃ!ショッピングモールの中とは思えないこのモロッコ感!
本当は撮影禁止らしいのですが、受付や入口の写真を撮っていい?と聞いて1人撮影会をしていたので、人のいないところだけ撮らせてくれたようです。
そして、ロッカールームに案内されます。一応カギも掛かります。このカギはガウンのポケットに入れて持ち歩きます。
ここからは写真NGゾーンです。
ロッカーの中には、紙のブラとパンツ、バスローブとサンダルが入っていました。着替えて外に出るとここで待っていてねと。するといかにもモロッコのおばちゃんといった人が現れ次の部屋に案内してくれます。
バスローブに着替えて待っていると、いかにもモロッコのおばちゃんといった人が現れ、洞窟のようなスチームルームへ案内されます。距離感がモロッコのハマムのおばちゃんと一緒! 絶対モロッコから来てる人や!と確信。
軽くお湯を掛けてもらい、大理石の台に横になるとモロッコの黒い石鹸を体中に塗られます。大理石はポカポカとしていて岩盤浴のような感じ。おばちゃんに10分待ってねと言われ、10分ほどそのまま横になってじんわりと蒸されます。
おばちゃんが戻ってくるといよいよアカスリスタートです。
まな板の鯉状態、どっからでも来い!とこちらもスタンバイ。おばちゃんは小柄だけれども体系はもろにザ・モロッコ人といった体系。骨格が日本人とは明らかに違う。
そして、その体系から想像が付く力強いアカスリ、これがめっちゃ気持ち良くて、もっと垢すってー、永遠にすってーと願っても終わりの時間はくるもの。しかし、去年行ったモロッコのハマムのおばちゃんと同じような手順、やっぱりモロッコ人かも?と聞いてみると何とマラケシュから来ているそう!
モロッコからクアラルンプールに来て5年、今度秋にお休みがあってマラケシュに帰ると嬉しそうに話してくれました。マラケシュは私が唯一滞在したモロッコの人気の街、また行きたくなってしまいました。
シャンプーは桶でお湯を掛けられるので、タイミングを見計らって息をしてください笑。モロッコでもそうでしたが、容赦なく頭からお湯をぶっかけるのがモロッコ式です。アトラクションと思って楽しむ気持ちでどうぞ。ちなみにモロッコの高級ハマムでも同じような感じらしいです。
全身パックされて、大理石の上で蒸されます。このパックも10分位だったかな。最後は綺麗に流してもらって、マッサージのお部屋に移動します。モロッコのおばちゃんとはお別れ、マッサージはマレーシア人(多分)でした。
マッサージは、前もって選んだオイルを使ってくれます。追加料金がかかるオイルもあるようでした。
強めがいいか、ソフトがいいか初めに好みを聞かれます。マッサージは弱めが好きなのでソフトをお願いしたけど、それでも結構強め。でも、腕を使って背中をゴリゴリするのは結構好き。
続いてフェイスも同じ人が担当。フェイスはアジアのスパあるあるの超痛い「角栓押し出し」があるので、苦手な人は言っておくといいかも。かなーーり痛くて泣けます。フェイスだけかと思ったらヘッドもやってくれました。ヘッドは気持ちいい。
最後は熱々のミントティーとお菓子をいただいて着替えて終了です。
受付にはチップ箱があり、自分が担当してくれた人の名前を貼り付けて入れるシステムです。名前がわからない場合は受付の人が教えてくれます。相場がわからないので、チップ箱のお札を参考に。アカスリ担当の人10RM、マッサージ担当の人10RM名前を書いて貰って入れました。
お店を出たら時間を見たら22時半近く。ショッピングモールのお店、飲食店もクローズ準備をしていて人影もまばら。帰る足を確保しなければ!とGrabアプリを操作して約20分後、無事KLセントラルまで戻ることが出来ました。
アクセス
KLセントラル駅から近いバンサー店、ちょっと郊外のパブリカ店(Publika Shopping Gallery内)2店舗あります。今思えばKLセントラル駅前に宿泊していたのに、何故かパブリカ店に予約を入れてしまいました。
どちらの店舗を選んでも駅からは遠いのでGrabまたはタクシー必須です。
バンサー店(Bangsar)
Tel : (+60)322822180
最寄り駅「Bansar駅」から約1.2km徒歩16分
BansarVillageバス停バス822番ルート(LRTBangsar駅前~)
パブリカ店(Publika Shopping Gallery内)
Tel : (+60)362010881
最寄り駅のSegambut駅から約2.7km徒歩33分
パブリカショッピングギャラリー前バス停バス851番ルート(セントラルマーケットの最寄り駅PasarSeni駅前~)
Grabで行ってみました
時間が読めなかったので、一日の終わりの締めくくりにしようと19時に予約を入れました。余裕をみて18時過ぎにKLセントラル駅前からGrabカーで向かいます。(クアラルンプールの夕方から夜、雨の日の渋滞がかなり酷いので早めに!)案の定、酷い渋滞にハマってしまい18時40分に到着。渋滞しているときは、運転手さんに何時にどこで約束があると伝えておくと頑張ってくれます。行きが16RM(約408円)、帰りは10RM(約255円)。行きのほうが高いのはGrabの料金は需要で変動するからです。(行きはまさに大渋滞の時間帯、帰りは空いている時間帯でした。)帰りは夜22時半近くでしたが、10分程ショッピングセンターの出口(Grabのアプリで指定された場所)付近は日本食レストランがあるあたりで待ちます。帰りは渋滞もなく10分位でKLセントラル駅前に到着。
現地でGrabを利用するには、「SIMフリー携帯」と「現地で使えるSIMカード」が必須となります。