2019年の年末から2020年の年始にかけてロシアの極東ウラジオストクにある「アジムットホテルウラジオスト AZIMUT Hotel Vladivostok 」に3泊しました。
ウラジオストクには大手ホテルチェーングループがまだ進出していません。どこに宿泊するか悩みましたが、口コミの良いアジムットホテルを選びました。
アジムット ホテル ウラジオストク(AZIMUT Hotel Vladivostok)
ウラジオストク国際空港からは、車で約55kmのウラジオストク市内、アムール湾を見渡せる小高い丘の上にホテルは位置しています。
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スタンダードルーム(シティビュー)、スーペリアルーム(オーシャンビュー)、スイートルームの3カテゴリー。
スーペリアルーム オーシャンビュー10F
最上階が11Fなので、高層階の10Fなのは嬉しいですね。(特にリクエストはしませんでした)
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ポップなデザインホテル
せっかく海の目の前のホテルにしたので、オーシャンビューにしましたが、17時に空港着の予定が19時になり、ホテルに着いたのは20時頃。外を見ても何も見えないので、朝起きるまでオーシャンビューだったことを忘れてました(笑)。
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ツインルームが良かったのですが、オーシャンビューはどうやらダブルルームのみのようです。18m²とコンパクトなお部屋なのでスーツケース2つ置くと歩くスペースがなくなってしまいます。でも大丈夫、フックや棚がちょうど良い場所にあり、狭いながらも収納力が抜群です。
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お水は毎日追加されてました。
コンセントが少ないとの口コミを見ましたが、ベッドの横に2つ、電話の後ろにもあり、特別少なくはないと思いますが、部屋によって違うのかな? コンセントはタイプCです。
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朝8時56分、西向きなので朝日とは逆方向ですが、綺麗な朝焼けです。どこからが海なのかこの時はよくわかりませんでしたが、白いところは全て海で凍っていました。色が濃いところは凍ってない部分みたいです。
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早朝からわかさぎ釣りをする人が見えました
シティビューはどんな感じ?
通りすがりに清掃中の部屋をちらっと見たところ、窓からは向かいのマンションの窓が見えました。そう、目の前にこのホテルよりも高層のマンションが建っているんです。
実際に泊っていないので窓からの写真はありませんが、海側からホテルを撮った写真で位置関係がわかると思います。手前の薄い色の建物がホテル、後ろの濃いベージュの建物がマンションです。
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ホテルと道路の間は遊歩道
シティビューの部屋はほぼこのマンションしか見えないので、是非オーシャンビューに!
シャワールーム
写真撮り忘れてしまいましたが、右側にシャワーがあります。口コミ通りバスタブはありません。タオル掛けは温水パイプなのか温かいので洗濯物を干すのにぴったり。水回りもとても清潔感があり水はけも◎。もちろん、シャワーの出も温度も問題なし。
ウラジオストクの水道水は飲むことは出来ません。かなり強い薬品を使っているとか・・・歯磨きに使う水もミネラルウォーターを使用しました。
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シャワーの写真を撮り忘れるという大失態
アメニティはシャンプー、コンディショナー、ボディーソープ、歯ブラシ。
残念なのがボディークリームがないこと。冬のウラジオストクの乾燥は酷く、リップクリームはもちろん、ボディークリームを持参したほうが良さそうです。
朝食 7時から11時
このホテルのプランは全て朝食付きです。レストランは、ロビーのバーカウンター横に入口があります。部屋もですが、このポップな感じモクシーのような雰囲気です。
そして何と言ってもこの朝食時間の長さ、朝7時から11時とゆっくり起きることが出来ます。冬は日の出が8時半過ぎと遅いので、2度寝、3度寝してしまいました。
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最初Nから読んでしまいました(笑)
1Fなので、景色は期待してませんでしたがダイオウイカ!?のチョークアートがあったり、
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シリアル類は豊富
レストランから見える中庭もロシアの地図が描かれていたりステキです。
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インスタ映え的な壁ですが、冬だからか外に出られませんでした
朝食のホットミールは日替わり。タイミングが悪いと空になっていてなかなか補充されないことも。
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メインが美味しそうな時はすぐに品切れに
残念ながらザ・ロシアといったメニューはありませんでした。
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どちらかというとアメリカン
ちょっと色味が寂しいですね。季節柄かわかりませんが、生野菜が少なくこんな色に。
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こぐまのミーシャのような可愛いスタッフさんがいます
朝食だけではなく+夕食付のプランもあるようです。夜遅い到着の日は夕食付きは良いかもしれませんね。
ホテルのお土産屋さん
ホテル入口すぐ横の小さなお店です。年末年始だったからか不定期にオープンしていました。口コミで街のお土産屋さんより安いとあったのでマトリョーシカ一つ購入。
月曜日~金曜日 9時ー13時 18時ー22時
土曜日 9時ー13時 18時ー21時
日曜日 定休日
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250ルーブル=約447円
小さくて可愛い雑貨が所狭しと置かれています。確かに街のお土産屋さんよりも少し安いようです。
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小サイズのマトリョーシカ 690ルーブル=約1,233円
閉まっている時は真っ暗なので通り過ぎてしまうかも。飲み物、スナック類は24時間かな?フロントでお金を払います。
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ホテルの売店
ホテル最寄りのコンビニ Uni Mart
ホテルから数分、一番近いコンビニがお隣のマンションにあります。
ホテルのすぐ裏のマンションの駐車場前にあるコンビニ「Uni Mart」ぐるっと回るか、ショートカットの階段から行けます。この写真には写ってませんが、ホテルとこの駐車場の間にはホテル3Fの高さほどの段差があり、コンビニは見えません。裏の階段からか右回りにぐるっとまわるとUniMartへの←があるので、それに従って進むと到着です。
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夜しか行っていないのでこんな暗い写真しかありません・・・。
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毎日通ったコンビニ
サンドイッチ、デリ、冷凍食品、アイス、カップ麺、お菓子、水、アルコール、マトリョーシカと色々な物がちゃんと値札付きです。ホテルにもウォーターサーバーはありましたが、この5ℓ入りの水(75ルーブル)を購入。
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重いけど大容量がお得
チョコは種類が多くどれも美味しそう。有名なアリョンカ(女の子の絵の)チョコもありました。一応価格は表示されていますが、チョコなどはお店によって価格が結構違うので、お土産にするなら何店舗か見るのをおススメ。
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お値段ついてて明朗会計!
可愛いラベルのビールがあったので、オレンジ色のはちみつビールを購入。本当にはちみつのあまーいビールでした(笑)。
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はちみつビール、チェリー、リンゴビール?
冬限定 海の上を歩ける!?
夏は栄えていそうなホテル前の海です。シーフードレストラン、カフェなどが並んでいますが年末年始は閉まっていました。冬の間はやっていないのかもしれませんね。
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カフェが並ぶ先には、サウナもあります。3時間500ルーブル、男女一緒、水着着用、貸しタオル、貸しサンダル有。水風呂はそのまま海へ! 私が行ったのは1月1日、ローカル100%、観光客はいませんでした。超おススメサウナです!
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サウナから観覧車の見える方向に行くと観光客が海の上で記念撮影しています。割れているところや、明らかに氷の薄いところがあってスリル満点。
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凍った海の上を歩く体験、日本からわずか2時間のフライトで実現出来ちゃいます。
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でも、ウラジオストクって寒いんでしょ?
私が行った大晦日の気温です。-15度ですが、体感温度は-26度。(体感温度は気温、湿度と風速で計算)-26度なんて今までの人生で経験したことのない寒さです。もちろん-15度の経験もありませんでした。
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2019年12月31日
風がなければ-15度は普通に観光出来るレベルでした。しかし、風が吹くと一気に死が見えました。到着日の夜には台風並みの強風に遭遇し、コンビニからホテルまでの往復で冗談じゃなく遭難するかと思いました。高台+高層の建物の近くでビル風になっていたようです。しかし、この日以降4日間、全く風がなく快晴、気温は低くても問題ありませんでした。
私の出した結論、気温よりも風、天気が全て! 暴風、暴雨、吹雪さえなければ耐えられます。
私の冬装備ウラジオストク編
私の装備はこんな感じでした。ボア付き帽子(日本では恥ずかしくて出番無し)、adidasの防風コート(ベンチコートよりも薄くひざ丈)、ユニクロのウルトラダウン(フードなしのインナーに着るタイプ)、ふわふわ毛足の長いChampionのフリース(ユニクロのファーリーは薄い)、ぺらっぺらのレーヨンのワンピース(どうみても春秋モノ)、ヒートテック下着、スマホ対応手袋、ヒートテックタイツ、ボア付きショートブーツ。
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何枚も着込んでますが、しっかりした丈長めのダウンがあれば着込まないで済みそうな感じでした。私はかなりの寒がり&冷え性ですが、思ったよりも寒さを感じませんでした。ポイントは肌を露出しない!帽子必須で顔の周りを覆うような形、またはダウンコートのフードを被る、ネックウォーマーで頬まで覆えばばっちりです。ダウンのボトムスも持っては行ったんですが、出番は1度だけでした。思ったよりも寒くないので、大晦日のカウントダウンもこの格好で余裕でした。
現地の人はどんな服装?
ウラジオストクの中央広場、観光客も多いですが地元の人も多い印象。物凄い厚着をしている印象ではありませんでした。俗に言う「ロシア帽」を被っている人もいません(笑)。でも、帽子は必須、被ってない人は見渡す限りいなかったような。服装はダウン、年配の女性は毛皮のコート、子供はスキーウェアが多かった印象。
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ロシアのクリスマスは1月7日
アジムットホテルウラジオストクのアクセス
ウラジオストク国際空港からのアクセスについては、別記事にまとめてあるので是非そちらをご覧ください。
ウラジオストク国際空港から
タクシーで約45分、空港タクシー1,500ルーブル固定 タクシーアプリ1,000ルーブル前後
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タクシーアプリ「Yandex Taxi」利用
ウラジオストク駅から
約700m、それほど距離はありませんが坂道なので要注意。
ホテルまで一本道ですが、ホテルは小高い丘の上、延々と坂道をのぼります。駅からは一迷わず行けますが、荷物があると上るのは辛いかも? 冬は路面が凍結しているので、滑るので要注意。
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空港からのアエロエクスプレスはこちらに着きます
ウラジオストクのお店、キリル文字が読めないからかもしれませんが、外観からは何のお店かわからないことが多いんです。携帯屋さんとスーパーマーケットが駅の向かいにあります。このスーパーマーケットは「MAPKET」で何となくわかりますね(キリル文字のPはローマ字にするとR)この読めそうで読めないキリル文字、もどかしいです(笑)。
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ウラジオストク駅前、レーニン像のすぐ横
空も真っ青で快晴です。数日前の嵐が嘘の様です。
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さあ、のぼりましょう
何気なく撮ったこの写真、坂道の傾斜具合がわかると思います。
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斜めなマンション
道は結構凸凹、雪と砂ぼこりで靴はドロドロになりました。
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荷物があるとちょっと厳しいかも
途中レストランやコンビニもありますが、食事に行くなら噴水通り付近が賑やかでレストランも多くおススメ。先に見える建物はホテル近くのマンションです。
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アジムットホテルとウラジオストク駅のちょうど中間あたり
ホテルから駅までの下りは凍結したところを避けながらゆっくり歩いて13分でした。上りは歩いてないのでわかりませんが、ロシアのタクシーは安い&アプリで難易度低いので、積極的に利用を!
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Hotels.com | アジムット ホテル ウラジオストク (ウラジオストク)
トリップアドバイザー | アジムット ホテル ウラジオストク
おすすめポイント
✅ 各階にウォーターサーバー
✅ ロビーにATM
✅ 朝食無料
✅ ホテル付近の治安が良い(ウラジオストクの治安が良い)
✅ 設備が新しいので綺麗
✅ 窓際にパネルヒーター+エアコンあり
✅ ホテルにサウナはないが、海の前にサウナあり
✅ 噴水通り、中央広場、グム裏も徒歩圏内
✅ 年末年始なのに3泊で約45,000円(税サ込)