マラケシュをぐるーっと廻る観光用の赤い2階建てバスがとても便利でした。48時間乗り放題チケットで乗り降り自由、旧市街、新市街、観光用ラクダのいる郊外まで行くことが出来ます。
シティツアーマラケシュ(CityTour Marrakech)
マラケシュ内を走る赤いダブルデッカー(2階建て)の観光バスです。事前の情報では廃止になったとか期間限定とかいう記事を読んでいたので、ないものと思っていましたが、ホテルの目の前にバス停がありバスが止まっていました。
毎回交渉しないといけないタクシーに乗るのも面倒だし、まずはこのバスでマラケシュを一周してみようとチケットを購入しました。
公式サイトからチケット購入で190DH→168DHになるようです。公式アプリもあるのでモロッコ行く前にダウンロードをしておきましょう。(料金は2018年8月現在のものです)
City Tour Worldwide
City Tour Worldwide無料posted withアプリーチ
赤歴史コースのマップ
緑オアシスコースマップ
パンフレット
赤コース(歴史コース)旧市街~新市街 | 9時~22時 | 1周 1時間15分 | 30/35分毎 |
緑コース(オアシスコース)新市街~博物館、ラクダ、クラブメット方面 | 12時20分~17時 | 1周 1時間10分 | 1時間10分毎 |
シティツアーマラケシュで廻る主な観光地
ジャマ・エル・フナ広場(Place Jemaa el Fna)赤15番バス停
モロッコに行ったことがなくても、フナ広場の屋台の写真は一度は目にしたことがあると思います。夕暮れとともに沢山の屋台が並ぶ光景には誰もが圧倒されます。帰国した今でも、現地の太鼓や笛の音、大道芸人、ヘナ屋さん、オレンジジュース屋台の呼び込みが蘇ります。マラケシュを代表するフナ広場は、2009年ユネスコの無形文化遺産に登録されています。
朝のフナ広場
午前中はタクシーの乗り入れが可能、結構飛ばしてるので危険です。この日はどんよりとした曇り空、モロッコでは青空なんて見られないのかなと感じた2日目の朝の空です。
夜のフナ広場
涼しい風が吹く夕方頃から屋台が準備を始め、徐々に賑わいを見せるフナ広場。大道芸人の周りには多くの人が集まり、太鼓や笛と盛り上がりを見せます。アザーン(礼拝の呼びかけ)の放送が流れると、ピタッと太鼓が鳴り止むのも見どころです。
歩きながら「10DH、10DH」と光るオモチャを手にしつこくつきまといます。気をそらした瞬間にバッグのファスナーを開け盗む手口!他の物売りとは明らかにしつこさレベルが違うので、おかしいと気付くと思います。
バヒア宮殿 Bahia Palace 赤14番バス停
アグノウ門 Bab Agnou 赤13番バス停
ちょうどバスがUターンする地点です。この門からモスク「Moulay El yazid Mosque」方面に行くとカフェやスークなど見どころがあります。
予約必須の人気SPA「Les Bains de Marrakech Morocco」、行きたかったけど予定が合わずに断念。(女性用SPA、ハマムは夕方には閉店します。)
カルフール 赤5番 or 赤7番バス停
フランス資本のスーパーマーケットです。もちろん定価販売なので、本当の価格を知ることが出来る貴重な場所。
キャメルツアー 緑8番バス停
この付近は観光用ラクダが道路際にいます。車内から写真を撮る場合は右側がベスト! もちろん降車してラクダに乗ることも出来ます。下の画像にちょうどラクダツアーから戻ってきたグループが写っていますが、この後バスに乗り込みました。
ワンポイント!
- 48時間チケット大人一人190DH(オンライン購入165DH)。
- 赤コース18停留所、緑コース13停留所、乗り降り自由です。
- 1番停留所は赤緑乗り換え場所。
- フナ広場最寄りの赤15番停留所には、バス運行時間にはスタッフの人がいます。チケットもここで買えます。バスの来る時間もここで確認出来ます。
- 新市街地の人気レストランや雑貨屋さんは赤17番~18番停留所下車
- 大型スーパーカルフール(メナラモール内)は赤5番または7番停留所下車、赤5番は止まらないことがあるので前もって運転手さんに言って置くと良いかも。5番で降りそこねたら、道路を渡った7番でもOK。
- アグノウ門、高級ハマム「Les Bains de Marrakech Morocco」は赤13番停留所下車 モスク周辺にはオシャレなカフェ多いので歩いてみて!
自分で歩くよりも効率良く乗らなかったら見ることの出来なかったマラケシュを知ることが出来ました。ちょうど金曜日の礼拝を終えた人たちがモスクから出てくる様子や道路際にいるラクダを見たり、気になったところで降りたりと使い勝手が◎。